子ども・若者の孤立を防ぐ~コミュニティユースワーカーの取組~

精神科医療の現場で、講師小澤いぶき氏が出会ってきた子どもたちの様々な困難とその原因、

今、子どもたちの育つ家庭や学校、地域に何が起きているのか?

私たちが便利さと物質的豊かさを追い求める生活の中で失ったもの、置き忘れたものは何か?

さらに、困難な状況にあるのが、貧困家庭や虐待、社会的養育環境にある子どもたちだけではないという現実。

子どもたちの育ちを守ることは、もはや家族と専門職だけでは困難な時代です。

この講演会では、子どもたちの育ちを支え、その困難を乗り越え大人になるために必要な支援の出来るコミュニティユースワーカーの養成とコミュニティユースワーカーのいる居場所の運営を行っているNPO法人PIECESの実践をお話しいただき、専門職と市民の連携や子ども中心の支援のあり方を考えていきたいと思います。

子どもの教育や福祉にかかわる多様な方々のご参加をお待ちしております。

 

●日時:2018年12月8日(土) 13:30~16:00

●場所:茨城県青少年会館(茨城県水戸市緑町1-1-18)ホームページ:https://www.youth-i.com/

●対象:教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、社協職員、

若者の就労支援事業従事者、保健所・保健センター等職員、家庭相談員、

青少年の健全育成関係者、大学生、子どもの教育・福祉に関心のある市民など

●定員:100名(10月15日受付開始・お申込み先着順)

●参加費:無料

●お問合せ・お申込み:NPO法人セカンドリーグ茨城

TEL:029-297-7040 MAIL:info@2nd-league-i.com

こくちーず:https://kokucheese.com/event/index/538051/

●主催:こども学校プロジェクト×310食堂実行委員会×NPO法人セカンドリーグ茨城

●協賛:生活協同組合パルシステム茨城 栃木

●後援:茨城県、茨城県教育委員会、茨城新聞社

 

【講師:小澤いぶき氏】

NPO法人PIECES 代表理事

児童精神科医/東京大学先端科学技術研究センター客員研究員

新潟大学医学部医学科卒業後、精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。

トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に従事し、さいたま市の「子育てインクルーシブモデル」立上げにも携わる。

医療職として従事する傍ら、2013年頃から地域活動を始め、2016年6月にNPO法人PIECESを設立。

2017年には世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待を受け、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。

Japan women’s leadership initiative 10期フェロー。

 

【孤立した子どもに新しい関係を作るコミュニティユースワーカー事業】

「親はいるけど、頼ることができない」

「人を信用することができない」

孤立している子どもたちはその背景に、虐待やいじめ、神経発達症、不登校、貧困などによる様々な課題を抱えています。

そのような課題を抱えているときに鍵となるのが、「信頼できる他者」に出会えるかどうか、ということです。

私たちPIECESは、「信頼できる他者」となるため、「信頼できる他者」との出会いを一つでも多く作るため活動しています。

孤立した子どもたちの日常に寄り添い自立までをサポートする大人(コミュニティユースワーカー)の育成を行い、孤立の解消と予防に取り組んでいます。

NPO法人PIECES●https://www.pieces.tokyo/

 

チラシPDF:

https://2nd-league-i.com/wp-content/uploads/2018/10/PIECES2_________.pdf

https://2nd-league-i.com/wp-content/uploads/2018/10/PIECES2-1_________.pdf