【クラファン挑戦中!】”CSAを広げるための冊子「農と暮らし」”冊子作成

2023年1月4日より、 クラウドファンディングサイトREADYFORにて、
NPO法人セカンドリーグ茨城から”CSAを広げるための冊子「農と暮らし」”を発行するのための資金を集めるべく、クラウドファンディングに挑戦しています。

https://readyfor.jp/projects/csa_ibaraki

みなさま、CSAという言葉をご存じですか?
CSAは、『Community Supported Agriculture』の頭文字をとった言葉で、地域で農業を支える仕組みとしてアメリカやヨーロッパで広がり、日本では地域支援型農業とよく訳されます。

私のCSAの第一印象は、消費者が農家に年会費を先払いし農家はその資金を原資に種子や資材を購入し、作物を育て、育てた作物を会員に還元するという、産直システム。そのビジネスモデル自体にはあまり魅力を感じませんでした。

そこで関連の文献からCSAについて調べると、CSAはシステムではなく「地域の生産者と消費者が食と農で直接的に結びつき、コミュニティを形成して生産のリスクと生産物(環境を含む)を分かち合い互いの暮らし・活動を支え合う農業」と定義されていることがわかりました。(参考文献:分かち合う農業CSA~日欧米の取り組みから~ 波夛野 豪 唐崎 卓也 編著 2019 創森社)《詳細はこちら》

食と農が結びつき、コミュニティを形成するって素敵ですよね。

そこで、セカンドリーグ茨城では農業県茨城でCSAが広がることにより共助型社会の実現に近づくのではないかと、2021年に県内のCSA実践農家への取材や対談、小規模ながら自身が大切にしていることを生活者とつながりながら守っている農家さんへの取材をまとめた冊子「農と暮らし」を発行しました。

2021年の取材や調査を通し、県内には同じ思いを持った農家や生活者、団体がもっといるはずだと確信しました。

ただ、この年は制作費が少なく600部の発行にとどまり、有償配布という形で費用を賄いました。

CSAを新たな概念として農家だけではなく安心安全な食を求める生活者、子どもに土に触れる経験をさせたい親、社会に生きづらさを感じている人への新しい価値観を提供していきたいと思いました。

そこでこの冊子を2022年度からフリーマガジンとしてより多くの方に読んでいただきたいと思いました。

人の生活には食は欠かせません。そしてその人の身体はその人が食べたものからできている。もっとたどれば、生れてくる子どもは母親の胎内にいたときに母親が食べたものからできる。
野菜を儲けるための商品ではなく身体をつくるものとして生活者に届けることを大切にしている農家がいる。野菜を通して想いをつなぐ生活者。そんなコミュニティが県内のいたるところにできたら素敵ですよね。

取材、ライティング、写真撮影、編集を岡崎と茨城県常陸太田市で活動中のフォトグラファー兼ライターの山野井咲里さん二人で行っています。

取材交通費や編集デザイン費、印刷製本費とクラウドファンディング手数料に使わせていただきます。
2月28日までに、50万円を集めることが目標です。

詳細はこちらから
https://readyfor.jp/projects/csa_ibaraki

みなさん、ご支援よろしくお願いいたします!