地域での子ども若者支援のこれから~中間支援の立場から見る“非専門職”の可能性~

今回で第4回目となる今期の公開講座。

これまでの3回では、子ども・若者の育ちの理解や困難を有する子どもたちへのまなざしなど、一市民として子どもに関わる上で土台となる価値観や知識について、延べ100名近い方々と一緒に学んできました。

今期の後半にあたる10月から12月にかけては、引き続きフィールドの異なる実務家・専門家の講師をお招きして、さらに一歩踏み込んで「市民性を大切にした子ども・若者支援」について考えていきたいと思います。

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10月の講座では、東京都文京区にある地域連携ステーション フミコム(文京区社会福祉協議会)をフィールドに、自治体や地域住民・NPO・企業・大学等と連携して、新たなつながりを創出し、地域の活性化や地域課題の解決を図る取組を行っている、社会福祉士の根本真紀さんをお招きして開催します。

孤立感を抱える子どもと関係を築いていく上では、それぞれの立場に関わらず、たえず自分の行っていることが本当に子どものためになっているのかを問うていく必要があります。その際に、自分以外の支援の担い手がどんな立場でどんな役割を担っているのかを理解することは、自らの果たすべき役割が何なのかを俯瞰して考える上でとても重要です。

地域づくりの協働拠点であるフミコムで、世代や立場、セクターを越えたつながりを丁寧に築いてきた根本さんのお話を通して、公的支援が何を得意とし、どこに限界があるのか。反対に、地域や非専門職の立場だからこそできることや可能性はどんなことなのか。さらには地域をつなぐためにどんなことを考えながらその役割に担っているのか等について、理解を深めていきたいと考えています。

「一市民として、自分が子どもたちのためにできることについて考えてみたい」
「市民セクターと行政セクターとの協働に関心がある」
「CforCプログラムに興味があるので、雰囲気を味わってみたい」

そのような方々は、是非お気軽にご参加ください。
単発でのご参加でも十分学んでいただける内容ですので、第1回~3回までに参加いただいた方もそうでない方も、また行政職や専門職の方も、ご興味がある方はお気軽にご参加くださいませ。
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※本講座は、NPO法人セカンドリーグ茨城と認定NPO法人PIECESが共催する「子ども・若者の孤立を防ぐ市民支援者育成プログラム in 水戸」(Citizenship for Children in MITO)の一部を、公開して行う講座です。

席数限定で選抜者以外の方にもご参加いただけるようになりましたので、是非この機会に足をお運びください!

▼本プログラムの詳細についてはコチラ
https://www.pieces.tokyo/mito
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◆講師

根本真紀さん
社会福祉士、児童指導員任用資格。
大学では国際関係額を学び卒業後中央官庁で渉外業務に従事するも家族の介護に直面したことをきっかけに福祉を学び直すことに。社会福祉士取得後は財団法人法律扶助協会、日本司法支援センター(法テラス)、中央区社会福祉協議会にて、約10年間生活困窮者に対する相談支援業務や法人運営業務に従事。2017年より文京区社会福祉協議会に入職、地域連携ステーション フミコムにて、地域課題解決のための新たなつながりの創出のためにコーディネート業務を行ったり、各種講座イベントを企画・運営しているほか、法人内の複数部署が携わる新規事業開発にも従事している。

◆日時
2019年10月27日(日)10:00~12:00(9時45分開場)

◆会場
茨城県立青少年会館 中研修室1 (水戸市緑町1丁目1−18)

◆参加費
社会人:2,000円
学生:無料(社会人学生は除く)
※領収書はPeatixから発行可能です

◆お申込み特設サイト
https://peatix.com/event/1349362

◆定員d
先着25名程度

◆ご参加にあたって
・参加希望の方は、本画面よりチケット種別に応じてお申し込みください。
・チケットは事前にご購入いただく必要がございます。お申し込み後の返金は出来ません。
・本講座の様子は写真や映像で記録させて頂きます。記録した写真や映像はブログやSNS等でイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しませんので、予めご了承くださいませ。
・その他、ご不明な点などございましたら、下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

◆お問い合わせ
NPO法人セカンドリーグ茨城
担当:奈良間、横須賀
Eメール:info@2nd-league-i.com